南部鉄器の鉄瓶について見た事がある方は多いんじゃないでしょうか?鉄瓶は沸かしたお湯に鉄分が含まれ鉄分補給が出来ます。
またしっかり使い方を守っていれば一生使えるとのこと、どうせなら長く付き合えるお気に入りの一品を購入したいですね。一生に一度なら多少奮発しても許されるはず!
鉄瓶は歴史ある深みのあるデザインのモノから、最近はオシャレなデザインのモノまで作られており、生活に深みのある彩りを与えてくれます。
この記事では、鉄瓶の選び方、オシャレな鉄瓶の紹介から鉄瓶の初期メンテナンスまで紹介したいと思います。
鉄瓶の選び方
信頼できるメーカーで選ぶ!!
鉄瓶を購入した際に私が検討した南部鉄器のメーカーさんを紹介します。
IWACHU岩鋳
明治35年創業。伝統的な鉄瓶からカラフルで和オシャレな急須・オシャレな釜敷が製造されています。世界20か国で販売され、欧米を中心にカラフルな急須がティーポットとして人気があるそう。
及富
1848年より南部鉄器の製造をしている工房で、おしゃれな鉄瓶が多いです。
及源(OIGEN)
ニューヨーク近代美術館“MoMA”で紹介されるなど海外でも注目のメーカーです。今回はこちらの商品を購入させて頂きました。
容量で選ぶ!!
生活シーンや家族構成を考慮して鉄瓶の容量を検討しましょう。商品としては、500ml・1L・1.5L前後のものが多いようです。
一日に飲む量、白湯を作る回数などを考えて選択しましょう。
また、商品説明の容量は満水容量となっています。実際にお湯を沸かす際は吹きこぼれを考慮して8割程度の水で沸かすことになります。一度に沸かせる量を考慮してサイズを決めましょう!
尚、鉄瓶は大きすぎると重いです、また小さすぎると頻繁に湯を沸かさないといけないであす。私はこの辺りを熟考しましてボチボチのサイズにしました。私は容量が0.9Lのものを購入しました。
私の購入したものは容量が0.9Lで重量が1.8kgの鉄瓶です。
水を8割程度入れると、2kgに迫る重量になります。
熱源で選ぶ!!(IH対応など利用シーンで選ぶ)
ガス火はもちろん、IH・炭火などに対応している鉄瓶がほとんどです。しかし中にはIHに対応していないものもありますので利用シーンに合わせて選択しましょう!
デザインで選ぶ!!
デザインで選ぶのもオススメ!なかには色付きの商品もあり、雅を感じるものもあります。
丸っとしたデザインが素敵
色付きの鉄瓶は艶やかで素敵
型の違いで選ぶ!!
丸型
平丸型
なつめ型
南部型
まとうオーラで選ぶ!!
鉄瓶の中にはとても高額で、すさまじいオーラを放つ商品が存在します。
50万を超える商品も存在します!
錆止め加工をチェックしよう!!
注意!お湯を沸かす目的なら急須ではなく鉄瓶を!
急須は内部がホーロー加工されていて保温性があります。ホーロー加工されている為、火に当ててお湯を沸かす事は出来ませんし、鉄分の補給もできません。
鉄瓶で鉄分入りの白湯を作って、直ぐに急須に移し鉄瓶の水分をトバスという使い方になると思います。
実際に購入した鉄瓶と最後まで悩んだ鉄瓶を紹介
実際に買った商品
最後まで悩んだ商品
鉄瓶の開封の儀
梱包と同封物
OIGENさんから鉄瓶が届きました、非常に丁寧に包装されて配送されてきました。フタと本体はそれぞれ紙で覆われていました、梱包も仕事も丁寧な印象ですね。
商品説明と使いはじめ・メンテナンスなどが説明された冊子が入っていました。
横からの写真
じゃ~ん鉄瓶の登場ー!! 美しいです、存在感ありまくりです。取っ手について
取っ手が動いて倒せます(左画像)、また取っ手を途中で止めておけます(右画像)。
中には取っ手が固定の商品があります、収納のことを考えると取っ手は倒せるものが良いです。
また、取っ手を途中で止めることが出来て、お湯を沸かしている時に直接湯気が掛からないように調整することが出来ます。お湯を沸かすときは、吹きこぼれ防止の為にフタを少し開けて火にかけますが、この時に取っ手を湯気が掛からないように調整することで、取っ手が蒸気で濡れることを防げます。
取っ手の裏側
裏側も良い感じの質感です。鉄瓶の内側
鉄瓶の中身は独特な鉄の青色、「鉄紺」と言うんですかね。とてもにキレイです。
鉄瓶の使いはじめ|湯垢をつける
鉄瓶を購入したら使い始める前に、錆止めのために湯垢付けを行う必要があります。
OIGENの冊子に説明させれていた手順に従って作業を行いました。
❶ゴミ・ほこりをとる
内部に付着した不純物を取りましょう、中に水を入れて軽くすすいで捨てるだけで良いです。鉄瓶の内部を手で直接触れないように注意しましょう!
❷湯付け(湯垢を付ける)
硬度300mg程度の硬水を20分間沸騰させる工程を3回繰り返します。
この作業で高度の高い硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムが結晶化して、鉄瓶に白い油膜として付着します。
OIGENのHPでは、evian・Vittelがオススメされています。Contrexは高度が高すぎて付着した湯垢が利用中に剥がれてしまうことがあるとのことです。
evianを購入 (珍道中)
小さいペットボトルのエビアンと1.5Lのエビアンが写真に写っていると思いますが、これには理由があります。
実は近所のスーパーやドラックストアーをまわったのですが、全然エビアンが売られていなかったのです。唯一ファミリーマートで小さいペットボトルのものを発見し3本購入しました。
しかし、湯垢付けの工程が3回必要であることを知らずに1回分でしかないことがその後発覚。コンビニのエビアンは高いので追加購入は避けたい所、そこでダメ元でまだ探しに行っていなかった近所のスーパー(LIFE)に駆け込んだところ1.5Lサイズのエビアンを発見出来ました。
ということで、今後鉄瓶を購入される方は硬水はネット等で事前購入しておくことをオススメします。
1:エビアンを鉄瓶の8分目まで入れてます。
2:フタをはずして中火で20分間沸騰させます。
3:20分たったらお湯を捨てて鉄瓶を冷まします。
4:鉄瓶がしっかり冷めたら、再びエビアンを20分間沸騰させる工程を3回繰り返します。
鉄瓶はしまい込まずに使い込むことで、日々カルキや水に含まれるミネラル分が鉄瓶に付着し、錆止め効果が高まります。
1週間経過後の湯垢の状態
イイ感じに湯垢が付いています。
鉄瓶のある生活のおすすめ
鉄瓶のオススメ記事は如何でしたでしょうか?一生ものの製品を育てるのは非常に楽しいです。是非、鉄瓶を使った鉄分補給と美味しいお湯を楽しんでみて下さい。
その他に紅茶やカップラーメンのお湯につかっている方もいらっしゃるようです。
わたしは鉄瓶を使って白湯を作ったり、コーヒー・ハーブティーなどを飲んでいます。
鉄瓶を使った白湯生活、白湯の健康効果などはこちらの記事で解説しています。
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