自宅で植物を育てる際に種から育てることが出来ると、苗を購入する場合に比べて大量の植物を栽培出来ます。
今回は、植物を種から育てる際に便利なセルトイレという道具を紹介します。
セルトレイはどんなものなのか?メリットやデメリットは何なのか等紹介したいと思います。
セルトレイとは
セルトレイとは、栽培ポットが連携して並んだ育苗用パネルのことです。
以下のような商品です。
セルトレイのメリット
- トレー内で異なった作物を育てることが出来る
- 育成の良いものだけ選択してプランターなどへ移植できる
- サッと移動できるので、温度管理が簡単
- サッと移動できるので、荒れた天気でも回避できる
私が購入した商品は以下です。
底面給水が可能なこと、透明カバーがビニールハウスのように温度を保つが出来る為、
- 給水の手間が軽くなること
- 温暖にすることで発芽を促進できること
- 季節外れの豆まきも可能になるかも
豆まきの手順も裏に書いてあります。
セルトレイを利用した種まき
①セルトレイに土を入れる
今回は手元にあった培養土を利用しました。
本当は肥料が入っていないものを使うのが基本です、「赤玉土の小粒」「種まき用土」「バーミキュライト」が利用されるようです。
②種をまく
土の中に入れるタイプの植物の場合、
深さ5mmくらいの穴をあけて種を蒔く。
※尚、バジルは光発芽性なので土は被せない。
③土を被せる
土の中にタネを入れるタイプの植物の場合、土を被せる。
今回は(左から)バジル・ローズマリー・ビオラ・ナスタチウムの
種をまいて、土を被せました。
④メネデール(活力剤)を与える
活力剤を使うと発芽させる力が上がります、発芽率を上げる為にメネデールを散布します。
メネデールと散布にする道具を用意する
メネデールを散布する道具を用意して、メネデールの利用法に乗っ取り水で薄めて利用します。
メネデールを散布する
ブシャーとセルトレイの土にメネデールを散布していきます。
⑤受け皿に水をためて土に給水する
受け皿がない場合は、霧吹きなどで水を掛ける(トレイの下から水がしみ出るくらい)。受け皿に水を貯めて給水する方法は、底面給水(または プール育苗 )と呼ばれています。
底面給水とは
水やりの回数を減らす効果があり、苗の底面が少々浸かる程度に水を張っておくことで土が水を吸収し水やりを楽にする給水方法です。
アンダートレイに水を入れて、カバーをかぶせるコトで温度を保持
カバーを被せることでカバー内をより温暖にすることが可能です。今回はバジルの発芽時期とズレている為、カバーをして少しでも高い温度を保つようにしてみました。
雨の当たらない場所で、新聞紙や布巾などを被せて直射日光が当たらないようにして発芽させます。
新聞紙を被せて遮光および温度を保つようにようにしました。
※バジルの場合は、新聞紙を被せません。
⑦土が乾かないように給水させる
定期的に受け皿の水が無くなっていないか確認し、無くなっていたら水を足す。
土の表面が湿っていたら水はまだあります。
⑧新聞紙を取るタイミング
⑨ある程度育ったらプランターに移動
ある程度育ったらプランターに移動します。
セルトレイを使ったみよう!
如何でしたでしょうか?セルトレイを使うと芽が出たばかりの弱弱しい植物を大事に育てることが出来て結果、栽培効率のアップが期待できます。
皆さんも是非セルトレイの利用を検討してみてはいかがでしょう。
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