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【キウイ実食比較】キウイの選び方解説!ゼスプリのグリーン・ゴールド・レッドキウイの味や健康効果ガイド

2024/01/12

PB フルーツ ローフード

ゼスプリ・キウイフルーツ徹底比較

キウイフルーツはお店で良く見かける身近な果物ですよね。
実は、果物の中でもトップクラスに栄養豊富なんです。

またスーパーにはグリーンやゴールド、最近ではレッド色のキウイが並んでいますが、以下のような疑問はありませんか?

  • キウイにはどのような種類があって、どのように選べば良いのか?
  • それぞれの味や栄養の違いがあるのか?

実はキウイフルーツには多くの品種が存在し、味や食感に違いがあります。
種類によって腸活やダイエット・エイジングケアなど、期待できる健康効果に違いがあります。

今回は、代表的なキウイフルーツの「味・栄養の違い」、「選び方」、「実際に食べてみた感想」について紹介したいと思います。

この記事を読んで頂ければ、自分の好きな味のキウイを選べるようなったり、健康上の悩みに合わせてキウイを選べるようになります。

購入したキウイフルーツの食べ方や保存方法についてはこちらの記事で紹介しています。

フルーツ界の栄養の王様!キウイの栄養はローフーディストの味方

栄養素充足率

キウイフルーツは、実はフルーツの中でもトップクラスに栄養価が高いのです。

ゼスプリ社が公表している「栄養素充足率」という指標があり、ビタミン・ミネラル・食物繊維・タンパク質など17種類の栄養素が食材ごとにどのくらい含まれているかを数値化したもので、身近なフルーツの中でキウイフルーツがNo1になっています。


引用:ゼスプリHP トップクラスの栄養素充足率

ビタミンCと食物繊維

キウイのビタミンCは特に豊富に含まれており、成人が1日に必要とするビタミンCは100mgで、キウイ1つ(約100g)に含まれるビタミンCは70mg以上、ゼスプリのルビーレッドという品種では189mgも含まれております。
キウイ1個で1日に必要なビタミンCを接種することが出来ます。

また、食物繊維についても果物の中でトップクラスであり1.0g~2.5g程度含まれています。

果物はローフードを意識している人の強い味方です。さらにフルーツの中でも栄養価が高く、更に年中入手可能なキウイフルーツは生食・プラントベース・ローヴィーガンの朝食には最適です。

グリーンキウイ・サンゴールド・ルビーレッドを比較

グリーンキウイ・サンゴールド・ルビーレッドの外見
 (左)グリーンキウイ    (真ん中)サンゴールド    (右)ルビーレッド

次の章からは、グリーンキウイ・ゼスプリのサンゴールドキウイ・ゼスプリのルビーレッドキウイについて、実際に食べてみた味の違いなどの感想・栄養素の違い・健康効果について紹介したいと思います。

グリーン・ゴールド・レッド3色のカットキウイを一つのお皿に並べてみたのですが、それぞれ断面に個性があり、とてもキレイで映えました。(下記に写真掲載)

グリーンキウイ(ヘイワード種) キウイフルーツと言えばこれ!

グリーンキウイ

キウイフルーツの王道にして代表選手で世界中で流通しているのが、ヘイワード種です。

❶見た目について|表面や断面

  • 表面:産毛が一番しっかりとあります。
  • 断面:名前の通り緑色の果肉です。

❷味について|食べてみた感想【実食】

酸味は少し強めで、今回食べてみた中では一番酸味があります
甘味もあり酸味と甘みのバランスが良いです。
爽快で甘酸っぱい味わいです。

糖度

グリーンキウイの糖度は「15度前後」のようです。

❸栄養素について

食物繊維はグリーンが一番多い、グリーンキウイはサンゴールドの2倍程度の食物繊維があります。

また、アクチニジンというタンパク質を分解する酵素が含まれており、グリーンに一番多く含まれております。

❹健康効果について

食物繊維

食物繊維も豊富に含まれている為、腸内の善玉菌を増やして悪玉菌を抑制し、腸内で毒素が作られることを抑制することができます。
また食物繊維は排便を促すため、便秘の解消や予防にもなります。

アクチニジン(タンパク質分解酵素)

アクチニジンとはタンパク質分解酵素というもので、消化促進効果があるため体に入れた食べ物の消化をサポートしてくれてます。
※キウイは夜(夕食)に食べると良いと言われていて、これは消化を促進することで睡眠中に消化作業を行う必要がなく、栄養の吸収・体の回復に集中できる為です。

ゼスプリ・サンゴールドキウイ(ZESY002)

サンゴールドの価格帯

サンゴールドキウイは、ゴールドキウイの新品種という位置づけで、2012年頃にゼスプリより販売されているものです。ゴールドキウイより甘味が強いらしいです。

販売価格は、記憶にある最安値はロピアというスーパーで15個入り1500円(税抜き)で購買したことがあります。

❶見た目について|表面や断面

  • 表面:産毛は少な目で表面は滑らかです。
  • 断面:黄色の果肉です。
  • 形状:サンゴールドキウイ(ZESY002)は形状が尖っていない
       ゴールドキウイ(ホート16A)は形状が尖っている

❷味について|食べてみた感想【実食】

酸味は弱め甘味が強めで、今回食べてみた中では一番甘味があります
糖度はルビーレッドより低いのですが、ルビーレッドより甘味を感じました。
万人が食べやすいキウイです。

糖度

グリーンキウイの糖度は「16度前後」のようです。

❸栄養素について

ビタミンCはルビーレッドに次いで多いです、サンゴールドはグリーンキウイの2倍程度のビタミンCがあります。

  • グリーンキウイのビタミンCは 71mg (100g あたり)
  • ゴールドキウイには 152mg (100g あたり)
  • ルビーレッドは189mg (100g あたり)

ビタミンEも多くふくまれており、グリーンよりゴールドに多く含まれております。

■ビタミンEの含有量
・グリーンキウイには 1.3mg (100g あたり)
・ゴールドキウイには 2.5mg (100g あたり)

❹健康効果について

ビタミンC・ビタミンE

ビタミンCもビタミンEも抗酸化作用が強く、活性酸素を減らすことで細胞の酸化を防ぎ、エイジングケアが期待できます。

巨大な大玉キウイを発見しました。

ゼスプリ・ルビーレッド(ZES008)

ルビーレッドの価格帯

旬は短く4月上旬~5月上旬頃までの期間限定販売となります。
ゼスプリ社が20年以上研究開発をして近年発売された新しい品種になります。
販売価格帯はヤオコーで4個入り598円(税抜き)、OKストアーというスーパーで4個入り485円(税抜き)で購買したことがあります。

❶見た目について|表面や断面

  • 表面:表面は滑らかです。
  • 断面:果肉の中央付近が赤色です。
ルビーレッドは、グリーンキウイやサンゴールドキウイと比べて、1周り小さいサイズです。

❷味について|食べてみた感想【実食】

サンゴールドと同様に、酸味は弱めで甘味が強いです、サンゴールドの次に甘味を感じました。
ゼスプリ社が「ベリーのような上品な甘さ」と言うように、確かにベリーのような味と甘みがあります。このベリーのような味がするためか、グリーンやサンゴールドとは一線を画すような別系統な味に感じました。
もちろん美味しく、今回の3つの中では個人的には一番好きです。

糖度

グリーンキウイの糖度はだいたい「18度~20度」のようです。

❸栄養素について

ビタミンCは今回比べた3つの中で一番多いです。
またアントシアニンがルビーレッドには多く含まれている。

❹健康効果について

ビタミンC

サンゴールド同様に、ビタミンCによる抗酸化作用が期待出来ます。

アントシアン

眼精疲労の予防・回復が期待できます。

またアントシアニンはポリフェノールの一種なのですが、ビタミンC同様に抗酸化作用が期待出来ます。

断面を比較(萌え断)

キウイフルーツの断面を比較
中央にはドライフルーツ2種とビオラ・パンジー

それぞれのキウイフルーツの断面を比較してみました。
グリーンキウイの鮮やかな緑、サンゴールドの明るい黄色、ベリーレッドの妖艶な赤色と、とても美しいです。

キウイフルーツの選び方

ダイエット・便秘改善・消化不良を改善したい人はグリーンキウイ

腸活をしてダイエットや便秘改善した人、胃もたれや消化不良を改善したい人はグリーンキウイがオススメです。

グリーンキウイは食物繊維が豊富で腸活に最適です。
食物繊維は、腸内を善玉菌優位にしてくれて腸内で毒素が作られることを抑制します。
また食物繊維には不溶性と水溶性があるのですが、不溶性食物繊維は便通を促進する働きがあるため、便秘の解消・予防、排便によるデトックス効果も期待出来ます。

グリーンキウイはタンパク質分解酵素であるアクチニジンも豊富で、食べ物の消化を助けてくれます。酵素の力を利用して固い肉をキウイで柔らかくするという調理方法(?)もあります。
消化不良や胃もたれが気になる方にオススメです。

注意点としてはアクチニジンやビタミンCは熱に弱い為、生でそのまま食べる(Raw food)ようにしましょう。

甘いキウイが欲しい人はサンゴールド・ルビーレッド

個体によってバラつきはあると思いますが、

  • ルビーレッドの糖度は約18度~20度
  • サンゴールドの糖度は約16度
  • グリーンキウイの糖度15度前後

なので、サンゴールドかルビーレッドがオススメです。
私にはなぜか糖度の低いサンゴールドの方がルビーレッドより甘く感じました。

サンゴールドとグリーンキウイの糖度はそこまで変わらないのですが、グリーンキウイは酸味が強めため「甘い!」とはそこまで感じませんね。

但し、完熟していない状態で食べてしまうと酸味が強いです。しっかり追熟させてから食べましょう。

体を錆びさせたくない人・エイジングケアを目指している人はサンゴールド・ルビーレッド

サンゴールドに多く含まれるビタミンC・ビタミンE、ルビーレッドに多く含まれるビタミンC・ポリフェノールは抗酸化作用が強いです。

抗酸化作用により、活性酸素による酸化を抑えて体を錆びさせないようにします。結果的にエイジングケアや生活習慣病の予防等にもつながっていきます。


■ TIPS紫外線、アルコール、加工食品や食品添加物が原因で体内に活性酸素が発生します。
活性酸素が大量発生すると健康や美容に悪い影響があります。ビタミンC・ビタミンE・ポリフェノールには活性酸素を減らす抗酸化の作用が期待出来ます。

活性酸素と抗酸化についてはこちらでまとめています。

美肌効果も

ビタミンCが豊富なので紫外線ストレスなどのダメージを回復させる等の効果があるため、美肌の効果も期待出来ます。

購入時の選び方

キウイフルーツの形が平べったいものが美味しいと言われています。これによって糖度が1度程度変わってくるそうです。
平べったいものは、幹に一番近い部分に出来ていたキウイのようで、お店では5個~10個に1個くらい存在するそうです。

皆様も探してみては如何でしょうか?

形が平べったいキウイフルーツ

キウイフルーツの旬(買い時)

日本産は冬が旬で12月~4月頃に出回ります。
外国産は主にニュージーランド産で、日本と真逆の南半球であるため日本の夏に出回ります。なので一年中キウイフルーツは入手可能です。

また、品種によっても収穫可能な時期は異なりゼスプリから販売されているものはゼスプリのHPにまとまっています。


ゼスプリキウイの販売期間

その他品種

レインボーレッドキウイ

福岡(栽培面積日本1位)・静岡・埼玉を中心に栽培されていています。
生産地がまだ少なく希少な品種のようです。

小ぶりで、糖度が17度前後と高く甘味が強いキウイのようです。他の品種に比べてアクチニジンをあまり含んでいない。国産のレッドキウイといえばレインボーレッドキウイのようです。旬は、地域にもよりますが9月~12月。

サルナシ(ベビーキウイ/コクワ)

日本に自生していたキウイフルーツでサイズがとても小さく、皮の産毛が薄くて、皮ごとそのままひと口で食べられる品種。味は甘くて美味しいそうです。(これ食べてみたいな…)

香川産のキウイフルーツ

香川県はキウイフルーツの生産量は全国で10位前後なのですが、独自の品種が多く育てられています。
「さぬきゴールド」「さぬきエンジェルスイート」「さぬきキウイっこ」「香緑」「讃緑」「香粋」などの品種があります。

JA香川のHPを見ると関西圏に出荷されているようで、関東では私は見かけた記憶がないですね。
いつか食べてみたいです。

これでもうキウイフルーツ選びで迷わない!

如何だったでしょうか。
キウイの種類ごとの違いを知る事で、好みの味や栄養効果によってキウイを選択できるようになると思います。

是非、購入時の参考にして頂ければと思います。

キウイフルーツを買った後、自宅での保管方法や食べ方が気になる方はこちらの記事で紹介していますので参考にしていただければと思います。

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