炭火焼き椎茸の極意！炭火焼き椎茸の焼き方と保存・選び方ガイド

❶ 汚れを落とす

椎茸は、風味や栄養素が落ちてしまうので水洗いは避けます。汚れていた場合は、叩いて落とすか、濡れたキッチンペーパーなどでふき取ります。

❷ 傘と軸と石づき（根本部分）に切り落とす

軸は、手でちぎって傘から切り離します。軸の先の石づきは包丁などで切り落とします。

❸ 網に乗せて焼く

炭火が中火程度になったら、椎茸の傘（カサ）を裏返して網に乗せます。

椎茸を焼くときは絶対に裏返して焼くきます。表を上にして焼くと傘の内側に滲み出てくる旨味が下に落ちてしまいます。

❹ 椎茸に粗塩を適量ふる

塩が椎茸の焼き上がりのタイミングを教えてくれます。溶け出す様子がわかる為、粗塩がオススメです。

❺ 粗塩が溶け、水分が出てきたら食べごろ

粗塩が溶けて、傘の内側に旨味水分が出てきたら食べ頃です。横からつまんでみて柔らかくなっていればOK！もう食べられます（決してひっくり返さないこと！）

❻ 味付けして召し上がれ

そのまま塩を振るか、醤油やバター（ヴィーガンバター）をかけても美味しいです。塩×バター×醤油の全部かけも美味しそう！

塩×醤油×ヴィーガンバター（左）・塩×ヴィーガンバター（右）

美味しい椎茸は「原木椎茸」！

椎茸には栽培方法の違いによって、人工的に栽培された「菌床栽培」と、原木を使用して栽培された「原木栽培」があります。

収穫できる時期は限られますが、旨味が強く肉厚でプリプリ食感が楽しめるのは「原木栽培」です。色味・風味・香りも良いとされています。

菌床栽培が6カ月サイクルで収穫できるのに対して、原木栽培は2年サイクルでの収穫になるそうです。

原木椎茸の旬は春・秋の２回

「菌床栽培」は年間を通して供給が安定していますが、「原木栽培」には旬の時期があります。

春は旨味・秋は香り

「原木栽培」の旬は春（3～5月）と秋（9～11月）になります、春は実が締まって旨味が凝縮されていて、秋は香りが高いのが特徴です。

美味しい椎茸をチョイス！

湿気があると傷みやすいため、水気が付いている場合は拭き取ってから保存します。また、汚れていた場合は、叩いて落とすか、濡れたキッチンペーパーなどでふき取ります。

冷凍の場合はジップロックに入れて保存します。

椎茸は冷凍保存すると、冷凍の際に水分の膨張により細胞が壊れることで、旨みがアップしたり味が染み込みやすくなるなど、食味に対するメリットもあります。

1. 石づき（軸の下側の硬い場所）、軸、カサに切り分けてます

2. ジップロックにいてます

冷凍する前に空気をしっかり抜いてから冷凍保存します。

解凍は自然解凍または冷蔵庫でゆっくりと行います。