ブログを開設し30記事程度を公開してきました。
まずは記事をある程度書かないと、どんなにSEOのような対策を行ってもGoogleに見向きもされないと思い、とにかく記事を量産していました。
取り合えず記事数が30記事を超えたので、次は自ブログのサイト診断をしてみます。
作業の流れとしては、以下の流れで考えました。
- Google Search Consoleで自ブログの記事がどの程度インデックスされているか確認
- インデックスされていない記事を、兎に角Googleにインデックスさせる対策を行う
- 記事がインデックスされたら、検索順位アップの為にSEO対策を行う
記事がインデックス登録されていないと、そもそも検索結果に表示される権利を得ていないことになるので、検索順位アップのSEO対策をしても意味がないはず。
Google Search Consoleを初導入
1月25日時点 |
初導入時のインデックス状況です。
当時のキャプチャはとれていないので、集計グラフの過去日の情報になります。
有効が10記事、無効が24記事というインデックス状態です。
まずはサイトマップの登録を行います
操作方法は、
『Googleサーチコンソール』 → 『サイトマップ』 でsitemap.xmlを送信
私の利用しているBloggerはsitemap.xmlは自動作成・自動更新です。自動で作成されたsitemap.xmlを送信します。
Google Search Console導入4日後のインデックス状況
2022/1/30時点の状態 |
サイトマップ送信から4日後のインデックスの状態です。この期間、特に対策らしいことは何もしていません。
確認方法は、
『Googleサーチコンソール』 → 『カバレッジ』 でグラフエリアの有効・除外を選択
実際の投稿している記事数は34本
実質的に有効でインデックスされている記事数は7本
インデックスされていない無効な記事は27本
なんと34記事中27記事がインデックスされていません、Googleのオーガニック検索(キーワードを入力した検索)をしても検索結果表示されない記事がほとんどでした (´;ω;`)ウッ…。
「インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません」ってなに?
※当時のキャプチャをとれていないので後日キャプチャしました、ページ数が当時と違う。
「有効」なページの中に「インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません」という分類がありまして、
なんだろう?これは実際にインデックスされているのだろうかと不安になりました。
結論からいうと、これは気にしなくて良いようです。
「インデックスはされているが、サイトマップでは送信されていない記事」なので、しっかりインデックスされています。
仮にsitemap.xmlの更新が出来ていない状態で、それが原因でインデックスされていないページがある場合などは問題になりそうです。
ただ、bloggerはsitemap.xmlは自動更新されるのでこの問題もなさそうですね。
「検出ーインデックス未登録」ってなに?
除外されたページの中を見てみると「検出ーインデックス未登録」という分類があります。
こちらの状態としては、「URLは検出されているのだが、クロール自体されていない」。
なので時間がたてばこの課題は解決する可能性もあります。
※時間にゆとりがある人は1か月程度放置しておくと解決していることもあるみたいです。
検出 – インデックス未登録: ページは Google により検出されましたが、まだクロールされていません。これは通常、Google が URL をクロールしようとしたものの、サイトへの過負荷が予想されたため、クロールの再スケジュールが必要となった場合です。そのため、レポート上で最終クロール日が空欄になっています。
有効な対策としては、クローラーがリンクを辿ってページ巡回しやすいように「内部外部の被リンクを増加させる」というのが有効な手段なようなので、この対策を検討します。
あと、「個別記事のインデックス登録リクエスト」も効果があるのではないかと思います。(下で要検証)
尚、次の「クロール済みーインデックス未登録」に比べれば、改善は比較的容易みたいです。
「クロール済みーインデックス未登録」ってなに?
状態としては、「Googleがクロールはしたけれども、インデックスする価値がないと判断され却下された記事」。
クロール済み – インデックス未登録: ページは Google によりクロールされましたが、インデックスには登録されていません。今後、インデックスに登録される可能性がありますが、登録されない可能性もあります。この URL のクロールのリクエストを再送信する必要はありません。
Search Console ヘルプ
ですので、このまま放置していても絶対にインデックスはされないみたいです。
個別記事のインデックス登録リクエスト(URL検査)の効果もないとのこと。
有効な対策としては、Googleに良質な記事であると判定されるように「リライト」を行うという根本治療が必要で、リライトを行わないと改善する可能性は基本的にないです。
インデックス登録に効果的と言われている対策を実施した
一部、内部SEO対策と被るような対策もありますが、兎に角やれることをやってみました。
内部リンクの最適化(内部リンクを増やす)
まずは、インデックス済みの記事からクローラーが回遊しやすいようにして、サイト内の記事を見つけてもらえるように内部リンクを見直しました。
どこからも内部リンクされていない記事は、クローラーに認識されずにインデックスされない可能性があります。
また、内部リンクの数が少ないことで、そもそもクローラーの巡回の頻度も下がることが考えれらるそうです。
対策をする場合は、いたずらに内部リンクを増やせば良いわけではないらしく、関連性の高い記事に内部リンクを設ける必要があるようです。
また、除外された記事への内部リンクだけを増やすというよりは、ブログ全体の内部リンクを増やす・適切に張り巡らせると考え方のほうが良い結果を得られることが多いみたいです。
適切な内部リンクはユーザビリティにも良いので設置を改善しましょう。
本当は、被リンク(外部からのリンク)についてもSNSなどの対策した方が良さそうですが、この時点では未実施です。
わかりやすいリンク名(アンカーテキスト)にする
Googleのクローラーは、
アンカーテキストの内容とリンク先のコンテンツ内容が一致していると、リンク先ページを評価してくれます。
また、アンカーテキストに含まれるキーワードが、リンク先ページにとって重要と認識して、該当キーワードでの検索順位を上げてくれる効果があります。
なお、検索エンジンは人が読みやすいもの・理解しやすいものを高く評価する傾向にある為、アンカーテキストは明瞭で理解しやすい記述を心がけます。
リンク先をアンカーテキストで簡素に説明する感じですかね。
アンカーテキストにキーワードを含めると、リンク先記事が狙っているキーワードをクローラーに伝えることが出来ます。
ただ、基本的にリンク先記事のタイトルは狙ったキーワードを含んでいるはずですので、タイトルをそのままアンカーテキストにすれば問題ないと考えています。
【注】「~についてはこちら」「こちらを参照してください」のような内容が含まれないテキストにはしない。
※例
・”Googleにインデックスされる為の5つの対策”
・その他の対策のポイントに関しては、
”クローラビリティ向上のための内部リンク設置方法”をご覧ください。
同一リンクの複数設置
ここで一つ心配事が出てきました。
「一つの記事内の複数アンカーテキストで、同じ記事に幾つもリンクを張っていたのですが問題とならないか?」
「一つの記事から同じリンク先の内部リンクを複数設置した場合に、何かしらのマイナス要素・ペナルティーがあるのではないか?」
幾つかの記事や文献を調べてみましたが、同一リンクの複数設置は特に問題とはならないようです。
画像のAltタグを設定
画像のAltタグはご存じの方が多いとは思いますが、画像に「何が表示されているのか」「表示されているものが何をしているのか」など具体的に説明したものです。
利用されるケースとしては、以下のケースと役割で利用されます。
- 画像が表示出来ない時に変わりに表示される
- Googleのクローラーにその画像がどのような内容か伝える
今まで画像のAltタグの設定はしてこなかったので、このタイミングで画像のAltタグ設定を行いました。こちらは本来はSEOの対策というのが目的だと思いますが、設定を行っております。
- 最低限のキーワードにする
画像の内容に沿った必要最低限の狙っているキーワードを記載する。 - 文字を詰め込み過ぎない
端的な文章にする。
アウトバウンドリンクの最適化
こちらもSEOの対策に該当する気がするのですが、記事の品質に影響があるかもしれないと考え、出来そうな所では格式が高そうなサイトへのリンクを設けました。
アウトバウンドリンクを設置するケース
統計情報や専門用語を記事内に記載する場合に、情報の引用元や詳しい用語解説している外部サイトのリンクをはります。評価に対する影響
公的機関やドメインパワーが強い等の信頼性や権威性が高いサイトへの外部リンクは自ブログの評価を高めることが出来ます。又、外部リンクに使っているアンカーテキストの文言も自ブログの評価の対象になるようです。
注意点
いくら信頼性や権威性が高いサイトでも、関連性や必然性が無い外部リンクは評価を下げることに繋がるようなので避けます。関連性の低いWebサイトや、低品質なWebサイト、悪質なWebサイトに向けてリンクを避け
作業
・関連性の高い、信頼性の高いページへの外部リンクを増やす。・アンカーテキストとリンク先の内容を一致させつつ、簡素な文言にする。
nofollowタグの活用も検討
nofollowタグは、クローラーに対して「nofollowが設定されたリンクはクローリングしなくて良い」ことを伝える為のタグになります。なので、仮に信頼性が低いサイトや無関係なサイト・広告などへリンクなど、自ブログと一緒にしてほしくない外部リンクに設定します。(リンク評価を受け渡ししないようにします)
アウトバウンドリンククリックの解析方法
【執筆中】タグマネージャ+グーグルアナリティクスを利用した解析方法
robots.txtの最適化
Bloggerは特に理由がない限り、初期状態からrobots.txtを変更する必要はないようなので、何もしていません。
その他の改善対策
私のブログは階層が浅いのでディレクトリ階層に問題はないと判断しました。
また、パンくずも設置済みでしたのでこちらも問題はないと思います。
サイトマップの再送・インデックス登録リクエスト
とにかく早くインデックス化して欲しくて、、、欲しくて。。。
効果があるかわかりませんが、サイトマップ再送や個別記事のインデックス登録リクエストしたりしました。
サイトマップの再送
サイトマップの再送の操作方法は、サイトマップの登録と同様に
『Googleサーチコンソール』 → 『サイトマップ』 でsitemap.xmlを再送
インデックス登録リクエスト
「検出-インデックス未登録」については、ある程度意味があるかと思い、数ページのインデックス登録リクエストを行いました。
操作方法は、
『Googleサーチコンソール』 → 『URL検査』 からインデックス登録
尚、記事を書いた後やリライトした後は、インデックス登録をリクエストすると早くインデックスされるようです。
URL検査の「前回のクロール日時」がリライトの前だったら、インデックス登録をリクエストしたほうが良いでしょう。
リクエストをしなくても、良質な記事であればそのうちクローリングされてインデックスされるらしいです。
インデックス登録リクエストの手順詳細
①『URLがGoogleに登録されていません』と表示されます。「公開URLをテスト」をクリックでテストを実施します。
②テストがOKだと『URLはGoogleに登録できます』が表示される
③新しいインデックス登録や、再インデックスをリクエストするには、『インデックス登録をリクエスト』を選択
④インデックスのリクエストが完了すると
『インデックス登録をリクエスト済み』と表示されます。
Googleに対して、記事の巡回についての申請をした状態でなので、まだインデックス登録されたわけではないです。
「5分後インデックス登録された」と言っている人もいるみたいですが、私はされなかったです。
実験の仕込みは終わったので、あとは暫く待ちですね~。
対策後4日後のSearch Consoleのインデックス状況
2022/2/3時点の状態 |
時間が解決したのか、「URL検査」からの個別記事のインデックス登録リクエストが効いたのか、行った対策が効いたのか定かではないですが、2ページがインデックスに追加されました。
実際の記事数は34本
実質的な有効な記事数は9本
インデックスされていない無効な記事は25本
インデックス登録リクエストの再実行
インデックス登録リクエストですが、すべての記事に対して行ってはいませんでした。
一応、色々な対策を実施したこのタイミングで「検出ーインデックス未登録」の記事についてリクエストをしようと思います。
インデックス登録リクエストの検証実験
ここでちょっと実験をしてみようと思います。
ちょうど記事が24件ありますので、12件だけリクエストしてみて、リクエストしていない12件とインデックス状況と比較してみようと思います。
リクエスト3日後のSearch Consoleのインデックス状況
2022/2/6時点の状態 |
リクエスト実験の結果。。。ドロドロドロドロ、ドローン!!
めっちゃインデックスされて、有効なページが増えてました!!おっしゃー
実際の記事数は34本
実質的な有効な記事数は20本
インデックスされていない無効な記事は14本
対策してインデックス登録リクエストした後の検証結果まとめ
12本が新たにインデックスされました。
インデックス登録リクエストをした12本中10本がインデックスされました。
インデックス登録リクエストをしていない12本中2本がインデックスされた。
対策を施した上で、インデックス登録リクエストを行うと、リクエストしていない状態より早くインデックスされるという結果となりました。
追加対策として構造化マークアップ・最後はコンテンツSEO
構造化マークアップ/リッチスニペットを設置する
クローラーにサイトの情報を的確に伝える効果もあるようですが、メインはクリック率の向上が目的なのかと思い、とりあえず簡単に設置できるパンくずの設置だけ行おうと思います。(今後実施予定)
コンテンツを見直す【コンテンツSEO】
結局は、コンテンツ内容の質を上げることで、インデックス・SEOの向上を図るしかないのかなという思いに至りました。(今後実施予定)
検索意図の反映
検索する人の検索意図を的確にとらえたコンテンツにより近づける為、リライトする作業を繰り返す必要があります。利用者の価値向上になり、当然SEO対策にもなるため記事をブラッシュアップしていきます。情報の網羅性
その記事を読んだだけで、検索して流入したユーザの知りたい事のすべてがわかるように心がけてリライトを行います。ページタイトルを見直す
ページ内のテキスト量
テキスト量が少なすぎると、低品質の記事と判定されインデックスされない可能性があるようです。なので、少ないと感じたら文字数を増やすます。
アイキャッチ画像を追加する
アイキャッチ画像が無い記事があったら追加をします。
見出し、表組、箇条書き、線、強調
記事の見出しは適切に設置する必要があります。
見出しタグ(H1、H2)に検索キーワードを含めるとSEOに良い効果があると言われています。
また、見出しタグの順番を順番通り使用することで、読者にもGoogleのクローラーにもコンテンツの内容をわかりやすく伝えることができます。
表組、箇条書き、線、強調など記事の読みやすさを意識した文章構成・文章デザインにします。
コンテンツの内容がいくら価値が高くても、読みにくい・伝わりにくければ読者は直ぐに離脱してしまいます。
読了率・回遊率にも影響し当然CVRにも影響します。
『記事の読みやすさ・伝わりやすさを意識した文章構成・文章デザインについて』は以下の記事をご覧ください。
SEO対策として被リンク対策を検討
私が利用しているブログツールであるBloggerには「Japanese Bloggers Info」という
Bloggerブログを紹介している情報サイトがあります(ブログ村のようなものと認識しています)。
インデックス化の対策になることも期待したいです。
CTR対策としてmeta description設定を行う
いまさらながら、ページのmete descriptionを何も設定していないので、検索結果で上位表示された時、優先的にクリックしてもえるように設定を行おうと思いました。
meta descriptionの文字の長さについて
PCでは120文字程度まで表示可能ですが、モバイルを優先して70文字程度で設定するのが良いのかなと思います。その他のmeta description設定に関するヒントやポイント
- 狙っているキーワードで検索したユーザーの検索意図を想像し、どのような事を知りたがっていて、どんな文章だとクリックしたくなるか等を検討する
- ターゲットの明確化
- ターゲットの悩みを解決する
- 悩みの解決で得られるメリットを伝える
- 但し、キーワードを無理やり入れようとせずに自然な文章を心がける
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