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【ローズマリー栽培】栽培管理方法・活用方法を紹介

2022/08/02

PB ガーデニング ハーブ

ローズマリーの葉

煮込み料理の香り付けに利用されたり、生やドライの葉でハーブティーとして飲みまれるなど、様々な所でローズマリーは活用されています。

珍しい所では、乾燥させたローズマリーの葉を塩に混ぜてハーブソルトにしたり、ハーブオイルとしても利用されたりします。

特徴的な香りがして、私は昔から大好きでアロマテラピーなどでもローズマリーをよく使っていました。

この記事、ローズマリーの栽培管理として、プランターへの植え替え・剪定・挿し木の方法などについて紹介したいと思います。

ローズマリーの栄養素について

ビタミンB・C、ミネラルが豊富。
注目はロズマリン酸による、デトックス効果や血行を促進してくれる効果などが期待できます。ローズマリーの効果は以下となります。

  • デトックス、血行促進の効果
  • 数種類のポリフェノールによる強い抗酸化作用が活性酸素を除去して老化を遅らせる効果
  • アレルギー症状を和らげる効果
  • 記憶力(長期記憶)を高める効果
  • 集中力を高める効果

ローズマリー栽培管理の概要

ローズマリーもメジャーで育てやすいハーブです。。
乾燥を好み・湿気を嫌います、雨にあたりすぎると枯れてしまうことがあります。
また風通しと日当たりが良い環境を好み、通年を通して収穫が可能。

一般的には種から育てるのは難しいので苗を買ってきたほうが良いみたいです。確かに芽が出た後の成長は旺盛ではなかったです。

項目内容
時期種まきは3月~6月、9月~10月
種まき種を3粒ぐらいずつ蒔き、バーミキュライトを少しかぶせ水をやる
場所日あたりの良い・風通しの良い場所
水はけの良い、中性~弱アルカリ性な土
水はけが悪い場合はバーミキュライト・赤玉土で調整
肥料肥料は基本は不要か少量。土や痩せて弱ってきたら与える
湿気を嫌う為、土の表面が乾いて数日経ってから、たっぷりと水を与える
摘芯・収穫枝が込み入ってきたら剪定をする。
枝が上にばかり伸びる場合、
 伸びた枝の先端を剪定・収穫して下の芽で枝分かれさせる。
枝分かれし過ぎる場合、
 枝を減らすような剪定・収穫をする。
剪定をすれば20年はもつ。

ローズマリーの栽培管理【実録】

ローズマリーの種蒔きやプランターへの植え替えを行っていきます。

ローズマリーの種蒔き

蒔いた種の管理を楽にする目的でセルトレイを使って種蒔きをしています。
セルトレイを活用した種まきの手順については、こちらの記事に記載しています。

ローズマリーのプランターへの定植

セルトレイで育てたローズマリーをプランターへ移動させていきます。土の配合比率は以下の通り。

ローズマリー栽培|土の配合比率について


配合比率     赤玉:腐葉土(バーク堆肥入):バーク堆肥=6:3:1
油粕・苦土石灰を少々

水捌けを良くしようとバーク堆肥を単体でも少々ブレンド。
⇒『バーク堆肥』は、土をフワフワにしたり水捌けを良くする等の土壌改良に利用します

また、アルカリ性を好むようなので苦土石灰を少々入れました。
⇒『苦土石灰』は土のPHのコントロールで利用され、土をアルカリ性にします

ローズマリーを挿し木(挿し根)で増やす

メネデールと挿し木用のローズマリー

ローズマリーは挿木で増やすことが出来ます。

時期:5~6月・9~10月

この時期以外は挿し木には向かないようです。

手順:挿し木の方法

挿し木の手順
  1. 元気な枝の先端から10cmくらい切り取る
    切り口を斜めにカットする、木質化した部分は避ける
  2. 3分の1程度の葉を残し葉を摘み取る
  3. コップにメネデール100倍液を入れ、茎の部分を2~3時間浸しておく
  4. ポットなどの土に定植する
  5. 明るい日陰で毎日水やりして育てる
3分の1の葉を残したローズマリー

とったローズマリーは、生葉を活かしたローズマリーハーブティーとして頂くことが多いです。

定植後は2日毎にメネデールを与える

株分けしたレモングラスとメネデール

挿し木の土

挿し木に使う土は肥料が含まれていない土を使う。培養土は避け、赤土とバーミキュライトが良いらしいです。

発根促進剤

メネデールはこちらの商品です

ローズマリーの摘芯

ローズマリーが小さい内(枝が20cmになるまで)は適当に摘芯して脇芽を伸ばして枝を増やして成長させます。樹形にボリュームを出したい場合は摘芯を行います。

ローズマリーの剪定・収穫

ローズマリーは剪定しないと、木質化して葉が生えない状態になってしまったり樹形が乱れてしまいます。また、枝が込み入ってくると蒸れて弱ってしまうので、収穫とあわせて剪定をします。

剪定の目的

樹形を整える・木質化を防いで新芽を伸ばす・群れを避け通気性を良くする

剪定の方法

  • 枝が20cm程度になったら剪定を開始、先端から10~15cmを目安にカット、必ず葉を残した位置で切る。短すぎる枝をカットすると枯れてしまう。
  • 脇芽の少し上をカットして、脇芽を伸ばして収穫量を増やすようにする
  • 4月~6月の剪定では花殻の少し下あたりで脇芽の少し上をカット
  • 木質化している部分は剪定しない
  • 弱っていたり、枯れている茎、飛び出している枝を剪定。

剪定の時期

収穫が目的の場合はいつでも良いです。

剪定が目的の場合は花が咲き終わった4月〜6月ごろまでに実施する。ローズマリーは高温多湿に弱いので梅雨入り前に剪定を終わらせる。
真夏の7~9月の剪定は弱体化したり枯れてしまう恐れがあり、夏の暑さを乗り越えられない可能性があるので避ける

剪定・収穫の時間帯

ローズマリーは朝が香りが高いらしく、朝収穫するのが良いらしいです。

ローズマリーの活用方法

ハーブティーパック

ローズマリーの活用方法としては、煮込み料理・ハーブティー・クッキー等のお菓子作りなどがあります。

※最も香りが強いのは7月~8月 この時期にたくさん収穫して乾燥させると、香りが高いドライハーブが出来ます。

ローズマリーハーブティー

自家栽培したローズマリーでハーブティーを飲んでみました。

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