ミントはハーブティーやお酒のモヒートなどで親しまれています。ミントはハーブの一種ですが、大変種類が多いハーブです。
一般的で品種でモヒートにも利用されているミントは「スペアミント」と「ペパーミント」。
ペパーミントは香りが強く、スペアミントはやや甘味がありペパーミントより穏やかな味、アップルミントもほんのり甘いです。収穫期は6月~9月が最盛期ですが、通年を通して収穫が可能。
ミントの栄養素について
スペアミントは、ビタミンA、ビタミンC・ミネラルが豊富。
ペパーミントには肝臓で生成される胆汁の分泌を促進する消化促進作用があり、食後にハーブティーを飲むことで消化不良を防ぎます。
ローズマリーと同様にロズマリン酸があり、強い抗酸化力を持っているため、活性酸素の抑制効果が期待できます。
抗酸化作用については以下の記事がおすすめです。
ミント栽培管理の概要
項目 | 内容 |
---|---|
時期 | 植付期は3~6月/9~11月 |
場所 | 小鉢で単独で育てる。日当たりが良すぎると葉焼けするようなので、半日陰で風通しの良い場所、日陰だと葉の色が悪くなる。 夏の強い日差しは避けるようにする。 |
土 | ある程度保水性がある、中性~弱アルカリ性な土 |
肥料 | 少量の緩効性や遅効性の肥料を与える |
水 | 土の表面が白く乾いたらたっぷりと水を与える。鉢底から流れる程度 |
摘芯・収穫 | 通年を通して収穫できる。 草丈が20cmになったら収穫開始、摘芯しつつ収穫して脇芽を伸ばす。 (葉だけ茎の先端だけの収穫ではない) 収穫とは別に定期的に1/2~1/3程度に切り戻しする(5~6月の梅雨前など蒸れ対策として実施)。 25cm以上になっても摘芯しこれ以上高くならないようにする。 冬越の準備として地際まで思い切って剪定する。春に土から新芽が出る |
ミントの栽培管理【実録】
ミントの苗を鉢へ植え替えしていきます。
ホームセンターで苗を購入して、苗からミントを育てる方法
ホームセンターで苗を購入して、苗からミントを育ててみました。
ミントは寄せ植えには向かない為、独立した鉢で栽培します。
買ってきたミントの株を鉢へ移動させました。土の配合比率は以下の通り。
ミント栽培|土の配合比率について
油粕を少々。
鉢の準備
ネットが無い鉢でしたので、
鉢底石を水切りネット(排水口用のもの薬局などで入手)に入れて底に敷きます。
プランターへの植え替えの実際の手順や土作りについてはこちらの記事も参考にしてみて下さい。
1か月半程度でここまで育ちました、本当はもっとバンバン収穫して脇芽を伸ばさないといけないですね。
左が1か月半経過したもの 右が挿し木でミントを増やしたもの |
監視中!!
庭での作業中はよく猫に見張られています。
ミントの摘芯と収穫
ミントは摘芯しながら収穫することで、脇芽を育てながら収穫量を増やしていきます。
摘芯は草丈が20cmを超えた頃を目安に開始、脇芽が伸びきてきたら再び摘芯して収穫を行います。葉だけ収穫したり先端のほうで収穫するのではなく、出来るだけ下の方から茎ごと摘芯したほうが良いです。
ダメな例
切り戻し・冬越の準備
※写真準備中。お待ちください!(汗)
ミントを挿し木で増やす
ミントの生葉をオリーブオイルと塩で食べてみたら(サラダもこんな感じで食べてます)、すごく美味しかったので、ミントの常用を目指してクローンを作ってみようと思いました。
挿し木の適期は5~7月、9~10月。
ローズマリー、ミント、バジルは挿し木でのクローン作成に向いています。
①茎を先端から10~15センチ程度カット
②栽培したミントの下の葉を落とす(水に浸かる部分の葉を落とす)
枝先を切って葉を減らし葉を5枚程度残すようにする、2・3節は水に浸かるように調整する。
③水につけておくと、10日前後で根が出てくる
ミントは節から根が出てきます。
今回20日間程度、水に浸していました。ここまで根を伸ばさなくても良いと思います。
左:2週間程度、右:20日程度 |
④根が出たら土に植えつける
土から上の茎は短めにする。
⑤直射日光が当たらない風通しのよい場所で管理し、水が切れないようにする
日陰~♪ |
⑥10日前後すると新芽が芽吹いて根付きます
⑦新芽が出たら、通常運用に切り替える
ぼちぼち成長してきました。植え替えたばかりは葉も茎もヒョロヒョロでしたが、だいぶしっかりしてきましたね。
植え替えから半月程度経過 |
ミントの繁殖力
繁殖力が非常に強いので、もりもり成長しています。
レモングラスの活用方法
ミントの活用方法としては、サラダとしてそのまま食べる・ハーブティー・お酒のモヒートなどがあります。
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